1.子育てがしやすいまちづくり
妊娠、出産、子育て、学校教育に至るまで、切れ目のない支援を展開し、子育て世代の流入促進を図ります。こども誰でも通園制度を実施するとともに、令和7年度に設置するこども家庭センターの機能を拡充します。
また、児童・生徒の安心できる居場所を確保するため、校内教育支援センター支援員の充実・活用を図ります。
2.お年寄りや障がいを持っている人が安心して暮らせるまち
高齢者や障がいを持っている人が、生きがいを持ちながら、安心して暮らせるように自立に向けた生活支援を推進します。
その一つとして、地域包括ケアシステムを構築するとともに、進出が予定される2か所の病院の整備を確実なものにしていきます。また、市民の皆様が利用しやすいように、生活の足となっているコミュニティバスのルートや時刻表などを改善します。
3.災害に強い安全、安心なまちづくり
市民の生命、身体、財産を災害から守るため、地域の災害拠点となる自治会集会所の整備助成、避難所運営委員会の設置促進、避難所となる体育館などへの空調設備の設置、二和川バイパス・拡幅工事の推進、大柏川第二調節池の整備を推進するとともに、計画的に防犯カメラや通学路の子ども見守りカメラを設置し、防犯対策に努めます。
このほか、脱炭素社会の実現を図るため、公共施設への再生エネルギー導入及び照明LED化を推進します。
また、PFAS対応として、地域内の上水道敷設に対する財政的支援を実施します。
4.にぎわいあふれる発展し続けるまち
新京成線連続立体交差事業が完了し、次に鎌ケ谷市のさらなる発展のきっかけになるのは、北千葉道路です。このため、その事業化を強く働きかけていきます。また、初富駅・北初富駅の駅前広場の整備や、新鎌ケ谷西側都市計画道路や市道整備・交差点改良事業、下水道整備を推進し、住みやすい生活環境を整えます。
さらに鎌ケ谷市のまちづくりの課題である、賑わいの創出、昼間人口の増、税収増を図るためには、企業誘致は欠かせません。
このため、企業誘致に向け、手法なども含め、組織横断的に具体的な施策を推進します。
5.緑にあふれ、豊かな産業が育つまち
既存商工業の振興を図るとともに、企業誘致などによる雇用機会の創出、経済の活性化を図ります。
また、貴重な緑を保全し、梨や野菜などの地域資源の認知度向上と販路拡大を目指します。